(注記)

 

このページに掲載される各情報は、各ページ作成時に公表されている資料をもとにしています。

 

資料に関しては、すべての情報が利用可能な状況ではありません。

たとえば、東京電力並びに政府は、事故発生時から2011/03/12午前3時ごろまでのプラントに関するパラメーターをほとんど公開していません。 (2011/05/11現在)

もちろんこれには、技術的な理由もあるのですが、その他にも、誰にもわかっていない、見えていないこと等もまだまだたくさんあります。

 

2011/05/16 東京電力は訂正版のパラメーターを公開、さらに膨大なプラントデーターを公開しました。

 

 

また、作成者の知識並びに調査能力、理解力の限界があります。(この底は相当浅いものです。)

 

したがって、事故の要因、程度等については、未確定です。

正確な事故の要因、事故の拡大進行の過程、程度や影響等の確定には、法的な権限を持った正式な組織(事故調査員会等)の調査や捜査を待たなければなりませんし、相当の時間がかかるものと思います。

 

事故調査委員会には、事故の技術的な側面だけでなく、事故対応における、総理および政府並びに関与した政治家、専門家、各関連機関の果たした役割(プラス、マイナス両面)についても調査検証をしていただきたいと思います。

 

Sub Categories

This page is:
Main Category: モニタリングと核種分析 (MO)
Sub Category: 
東京電力 α,β核種 Pu,U,Am,Cm,Sr 核種分析 (oth)

 

モニタリングと
核種分析
(mo)
東京電力
空気中ダスト
核種分析
(dast)
東京電力
海水
核種分析
(kaisui)

東京電力

土壌

核種分析

(dojyou)

東京電力
2、3号流出
核種分析
(ryuka)
東京電力
サブドレイン
核種分析
(subd)
東京電力
α,β核種
Pu,U,Am,Cm,Sr
核種分析
(oth)
東京電力
サーベイマップ
(smap)

東京電力

地下トレンチたまり水

核種分析

(ttkaku)

東京電力

海底土壌
核種分析

(kaitei)

東京電力

原子炉建屋上部

核種分析 

(rbt)  

 

 

文部科学省他
(mext)

月間降下物(teiji)

航空モニタリング(ap) 

 

 

検出された

核種一覧

(list)

 
 
 
 

 

 

Personal Interests Research and Data Storage

2011/08/24

 

 

2011/05/25 作成開始

07/12 情報追加更新

08/24 情報更新

 

東京電力は α,β核種の分析も行い公表しています。

(画像をクリックすると大きくなります。)

 

1fdastmap.jpg (38883 バイト)

 

dojyoump1.jpg (69620 バイト)

土壌採取ポイント

東京電力資料に手を加えています

dojyoump2.jpg (86092 バイト)

空気中サンプリングポイント

東京電量く資料に手を加えています

土壌採取ポイント @AB

東京電力資料

 

 

Pu分析 (プルトニウム)

サンプリングは東京電力が、Puの分析は、外部の機関が行っています。

 

Pu土壌分析 (単位: Bq/Kg・乾土)

採取日

採集場所

1.2のスタックからの

方向距離

機関

Pu-238

Pu-239,240

2011/03/21

@グランド付近

西北西 0.5Km

JAEA

(5.4±0.62)E-01

(2.7±0.42)E-01

2011/03/22

1・2号排気筒から

南南西 約1Km

JAEA

N.D.

(2.6±0.58)E-01

 

1・2号排気筒から

南南西 約0.75Km

 

N.D.

1.2±0.12

 

1・2号排気筒から

南南西 約0.5Km

 

N.D.

1.2±0.12

 

固体廃棄物貯蔵庫前

北 約0.5Km

 

(1.8±0.33)E-01

(1.9±0.34)E-01

2011/03/25 @ JAEA (1.4±0.31)E-01 (8.7±2.3)E-02

 

A野鳥の森

西 約0.5Km

 

N.D.

N.D.

 

B産廃処分場近傍

南南西 約0.5Km

 

(6.6±2.0)E-02

N.D.

 

5.6号機サービスB前

北 約1Km

 

N.D.

N.D.

2011/03/28

@

日本分析センター

(2.6±0.22)E-01

(1.2±0.14)E-01

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(5.1±0.83)E-02

(2.6±0.58)E-02

2011/03/31

@

JAEA

(1.6±0.31)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(3.2±0.40)E-01

N.D.

2011/04/04

@

日本分析センター

(2.1±0.19)E-01

(6.3±0.95)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/04/07

@

JAEA

(1.3±0.24)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/04/11

@

日本分析センター

(1.2±0.12)E-01

(5.9±0.78)E-02

 

A

 

N.D.

(1.2±0.38)E-02

 

B

 

(8.3±0.94)E-02

(3.2±0.56)E-02

2011/04/14

@

JAEA (2.1±0.27)E-01

N.D.

 

A

  N.D.

N.D.

 

B

  (2.1±0.28)E-01

N.D.

2011/04/21

@

JAEA

N.D.

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(1.5±0.25)E-01

N.D.

2011/04/25

@

日本分析センター (1.1±0.12)E-01 (4.6±0.74)E-02
 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/04/28

@

JAEA

(1.8±0.27)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

 2011/05/09

@

日本分析センター

(1.1±0.11)E-01

(4.1±0.64)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(6.5±0.82)E-02

(3.5±0.53)E-02

2011/05/12

@

JAEA

(1.1±0.22)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/05/16

@

日本分析センター

(1.3±0.13)E-01

(6.5±0.86)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(3.8±0.60)E-02

(1.8±0.41)E-02

2011/05/19

@

JAEA

N.D.

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/05/23

@

日本分析センター

(1.5±0.13)E-01

(5.9±0.77)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(1.0±0.11)E-01

(4.1±0.64)E-02

2011/05/26

@

JAEA

N.D.

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(1.7±0.22)E-01

N.D.

2011/05/30

@

日本分析センター

(1.9±0.16)E-01

(6.6±0.90)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(4.7±0.74)E-02

(2.1±0.49)E-02

2011/06/02

@

JAEA

N.D.

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(3.2±0.35)E-01

(1.6±0.24)E-01

2011/06/06

@

日本分析センター

(1.7±0.14)E-01

(6.6±0.80)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

(6.7±0.91)E-02

(2.6±0.54)E-02

2011/06/09

@

JAEA

(2.0±0.26)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/06/13

@

日本分析センター

(1.2±0.12)E-01

(6.8±0.85)E-02

 

A

 

N.D.

(1.9±0.49)E-02

 

B

 

(1.0±0.11)E-01

(4.5±0.66)E-02

2011/06/16

@

JAEA

(1.5±0.20)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/06/20

@

日本分析センター

(1.2±0.12)E-01

(5.8±0.77)E-02

 

A

 

N.D.

(2.9±0.56)E-02

 

B

 

(1.7±0.15)E-01

(6.1±0.81)E-02

2011/06/23

@

JAEA

(3.1±0.33)E-01

N.D.

 

A

 

N.D.

N.D.

 

B

 

N.D.

N.D.

2011/06/27

@

日本分析センター

(1.0±0.11)E-01

(4.9±0.73)E-02

 

A

 

N.D.

(1.3±0.43)E-02

 

B

 

N.D.

(3.1±0.63)E-02

2011/07/04

@

日本分析センター

(1.7±0.14)E-01

(6.7±0.83)E-02

 

A

 

N.D.

(<1.2E-02)

N.D.

(<1.2E-02)

 

B

 

(2.7±0.52)E-02

(3.5±0.59)E-02

2011/07/11

@

日本分析センター

(1.6±0.14)E-01

(6.7±0.85)E-02

 

A

 

N.D.

(<9.7E-03)

N.D.

(<102E-02)

 

B

 

N.D.

(<1.1E-02)

(4.1±0.69)E-02

2011/07/18

@

日本分析センター

(9.9±1.1)E-02

(4.6±0.70)E-02

 

A

 

N.D.

(<9.7E-03)

N.D.

(<9.2E-03)

 

B

 

N.D.

(<1.2E-02)

N.D.

(<1.1E-02)

2011/07/25

@

日本分析センター

(1.4±0.12)E-01

(7.8±0.87)E-02

 

A

 

N.D.

(<1.0E-02)

N.D.

(<1.0E-02)

 

B

 

(3.5±0.64)E-02

(2.4±0.51)E-02

 

 

 

 

 

 

定点@Bは、サンプリング点が重複しないように近傍を

定点Aは、同一ポイントを深さ方向に採集してます。

 

これらの採集方法の違いより、一定の比較と、新規の放出の影響についての評価が可能になると思います。

 

2011/07/04採取分より、検出限界値が表示されています。

 

 

Pu空気中分析 (単位: mBq/㎥)

採取日

採集場所

機関

Pu-238

Pu-239,240

2011/03/28

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/03/29

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/04/04

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/04/25

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/02

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/09

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/16

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/23

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/30

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/06/06

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/06/13

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<5.7E-01,<6.4E-01)

N.D.

(<5.7E-01,<6.4E-01)

2011/06/20

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<7.8E-01,<6.2E-01)

N.D.

(<6.5E-01,<5.9E-01)

2011/06/27

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<6.0E-01,<8.3E-01)

N.D.

(<6.0E-01,<8.7E-01)

2011/07/04

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<6.5E-01,<6.4E-01)

N.D.

(<6.2E-01,<7.0E-01)

2011/07/11

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<5.8E-01,<7.8E-01)

N.D.

(<6.1E-01,<7.8E-01)

2011/07/18

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<6.3E-01,<6.2E-01)

N.D.

(<5.7E-01,<5.9E-01)

2011/07/25

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

(<6.5E-01,<7.1E-01)

N.D.

(<5.9E-01,<7.1E-01)

 

 

 

 

 

2011/06/13採取分より、検出限界値が表示されています。

 

 

Pu海水中 (単位: mBq/L)

採取日

採集場所

機関

Pu-238

Pu-239,240

2011/04/05

1F 沖合 15Km

日本分析センター

N.D.

N.D.

 

2F 沖合 15Km

 

N.D.

N.D.

2011/04/06

1F 5,6放水口北側 

日本分析センター 

N.D.

N.D.

 

2F 南放水口付近

 

N.D.

N.D.

2011/05/09

1F 5,6放水口北側 

日本分析センター 

N.D.

N.D.

 

2F 南放水口付近

 

N.D.

N.D.

 

1F 沖合 15Km

日本分析センター

N.D.

N.D.

 

2F 沖合 15Km

 

N.D.

N.D.

2011/05/16

1-4号機放水口

北側 

日本分析センター 

N.D.

N.D.

 

2号機スクリーン

シルトフェンス内

 

N.D.

N.D.

 

3号機スクリーン

シルトフェンス内

 

N.D.

N.D.

2011/06/13

1F 5,6放水口北側

日本分析センター

N.D.

(<4.5E-01)

N.D.

(<4.7E-01)

 

1F 南放水口付近

 

N.D.

(<4.3E-01)

N.D.

(<4.3E-01)

 

1-4号機放水口

北側 

 

N.D.

(<4.6E-01)

N.D.

(<4.5E-01)

2011/06/14

1F 沖合 15Km

日本分析センター

N.D.

(<4.7E-01)

N.D.

(<4.5E-01)

 

2F 沖合 15Km

 

N.D.

(<4.5E-01)

N.D.

(<4.4E-01)

2011/07/14

1F 沖合 15Km

日本分析センター

N.D.

(<5.3E-01)

N.D.

(<5.0E-01)

2F 沖合 15Km

N.D.

(<5.9E-01)

N.D.

(<4.9E-01)

2011/06/13採取分より、検出限界値が表示されています。

 

 

Puサブドレイン (単位: mBq/L)

採取日

採集場所

機関

Pu-238

Pu-239,240

2011/05/18

1号機サブドレイン

日本分析センター 

N.D.

N.D.

 

2号機サブドレイン

 

N.D.

N.D.

2011/06/13

2号機サブドレイン

日本分析センター 

N.D.

(<5.1E-01)

N.D.

(<4.9E-01)

 

5号機サブドレイン

 

N.D.

(4.7E-01)

N.D.

(4.7E-01)

2011/17/18

3号機サブドレイン

日本分析センター 

N.D.

(<5.2E-01)

N.D.

(4.7E-01)

 

 

 

 

 

2011/06/13採取分より、検出限界値が表示されています。

 

 

 

Pu海底土分析 (単位: Bq/Kg)

採取日

採集場所

機関

Pu-238

Pu-239,240

2011/06/02

小高区沖合 3km

 

N.D.

0.43

 

岩沢海岸沖合

3km

 

N.D.

0.45

         

 

 

Puが今回の事故由来なのか?

 

地球上には、過去の大気圏核実験などにより、PuやSrなど様々な放射性物質が既に降り注ぎました。

”フォールアウト”と言われるものです。

 

Puのフォールアウトレベルは、

Pu-238 : N.D. 〜 1.5E-01

Pu-239,240 : N.D. 〜 4.5

(文部化学省のデータ)です。

3.11前の状況については、

3.11前の環境中の放射性物質(bef)

を参考にしてください。

 

 

今回、検出されたレベルは、大きく超えるというレベルにはいたりません。

しかし、放射能比などから、今回の事故により燃料から出たものがあると分析されています。

 

さらに、東京電力は、

Am,Cm分析を発表しています。

これは、今回検出されたPuの一部などが、原子炉由来であることを確認補強しています。

(下記、参照)

 

 

 

U分析 (ウラン)

サンプリングは東京電力が、Uの分析は、外部の機関が行っています。

 

U土壌分析 (単位: Bq/Kg・乾土)

採取日

採集場所

機関

U-234 U-235 U-238
2011/03/28 @ 日本分析センター 12±0.6 0.50±0.086 12±0.6
  B   4.4±0.27 0.23±0.057 4.3±0.27

2011/04/04

@

日本分析センター

7.2±0.39

0.32±0.069

8.2±0.43

2011/04/11

@

日本分析センター

8.0±0.45

0.35±0.075

7.4±0.42

 

A

 

7.54±0.44

0.43±0.090

6.7±0.41

 

B

 

3.9±0.29

N.D.

3.9±0.29

2011/04/25

@

日本分析センター

12±0.60

0.55±0.093

12±0.60

 2011/05/02

@

日本分析センター

23±1.1

0.94±0.14

23±1.1

 2011/05/09

@

日本分析センター

13±0.70

0.67±0.11

13±0.70

 

B

 

5.7±0.36

0.19±0.053

5.7±0.36

 2011/06/06

@

日本分析センター

8.0±0.41

0.38±0.072

8.8±0.44

 

B

 

5.9±0.36

0.29±0.070

5.7±0.35

2011/06/13

@

日本分析センター

1.2±0.7

0.52±0.097

1.3±0.7

 

A

 

6±0.4

0.28±0.069

6.7±0.44

 

B

 

5.6±0.34

0.2±0.051

5.2±0.33

 2011/06/20

@

日本分析センター

11±0.58

0.57±0.097

12±0.59

 

A

 

6.4±0.37

0.40±0.079

6.2±0.35

 

B

 

5.7±0.33

0.22±0.055

5.7±0.33

 

 

 

 

 

 

 

U海底土分析 (単位: Bq/Kg・乾土)

採取日

採集場所

機関

U-234

U-235

U-238

2011/06/02

小高区沖合 3km

日本分析センター

4.7±0.30

0.19±0.050

4.5±0.29

 

岩沢海岸沖合

3km

 

6.4±0.42

0.38±0.090

6.7±0.43

 

 

 

 

 

 

 

 

Uが今回の事故由来なのか?

 

今回検出されたUのレベルは

天然に存在するレベルです。 

また、その比率からも、今回の事故由来とは言い難いものです。

しかし、Am,Cm分析から、原子炉から量的レベルは低くても出たものもあるだろうと推定されます。

(下記、参照)

 

 

 

Sr分析 (ストロンチウム)

サンプリングは東京電力が、Srの分析は、外部の機関が行っています。

 

Sr土壌分析 (単位: Bq/Kg・乾土)

採取日

採集場所

機関

Sr-89

Sr-90

2011/04/18

@

日本分析センター

(2.9±0.01)E+03

(4.0±0.057)E+02

 

A

 

(2.3±0.12)E+01

(3.4±0.49)E+00

 

B

 

(4.4±0.02)E+03

(5.7±0.06)E+02

2011/05/09

@

日本分析センター

(2.8±0.01)E+03

(4.8±0.05)E+02

 

A

 

(1.9±0.01)E+03

(3.4±0.04)E+02

 

B

 

(1.7±0.01)E+03

(3.0±0.04)E+02

2011/06/13

@

日本分析センター

(1.1±0.008)E+03

(3.0±0.04)E+02

 

A

 

(1.5±0.11)E+01

(3.4±0.49)E+00

 

B

 

(1.1±0.08)E+03

(3.2±0.04)E+02

2011/07/11

@

日本分析センター

(7.5±0.08)E+02

(3.25±0.04)E+02

 

A

 

(1.3±0.10)E+01

(3.6±0.50)E+00

 

B

 

(9.3±0.30)E+01

(4.0±0.17)E+01

 

 

 

 

 

 

Sr空気中分析 (単位: mBq/㎥)

採取日

採集場所

機関

Sr-89

Sr-90

2011/04/18

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/05/09

西門

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/06/13

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

2011/07/11

西門

(揮発性 粒子状)

日本分析センター

N.D.

N.D.

 

 

 

 

 

 

Srサブドレイン分析 (単位: Bq/㎤)

採取日

採集場所

機関

Sr-89

Sr-90

2011/06/13

2号機 サブドレイン

日本分析センター

4.4E+01

2.1E+01

 

5号機 サブドレイン

日本分析センター

4.1E-03

1.1E-03

 

 

 

 

 

 

Sr海水分析 (単位: mBq/L)

採取日

採集場所

機関

Sr-89

Sr-90

2011/06/13

1-4号機放水口

北側 

日本分析センター

140

40

 

 

 

 

 

 

Srが今回の事故由来なのか?

 

Srのフォールアウトレベルは、

Sr-90 : N.D. 〜 4.3

(事故前に。継続的に発電所周りで調べていたもの)

このレベルを超えるものが検出されているので、

今回の事故由来と考えられます。

 

 

Am,Cm分析

サンプリングは東京電力が、分析は、外部の機関が行っています。

 

Am,Cm土壌分析 (単位: Bq/Kg・乾土)

採取日

採集場所

機関

Am-241

Cm-242

Cm-243

Cm-244

2011/03/28

@

日本分析センター

(3.3±0.64)E-02

(4.0±0.15)E+00

(2.0±0.17)E-01

 

A

 

(1.8±0.51)E-02

(1.4±0.07)E+00

(4.0±0.79)E-02

2011/04/04

@

日本分析センター

(2.7±0.70)E-02

(2.4±0.12)E+00

(1.93±0.19)E-01

2011/04/11

@

日本分析センター

N.D.

(1.4±0.06)E+00

(7.5±0.89)E-02

 

A

 

N.D.

N.D.

N.D.

 

B

 

(2.1±0.57)E-02

(1.4±0.06)E+00

(5.9±0.81)E-02

2011/04/25

@

日本分析センター

(1.2±0.36)E-02

(1.0±0.04)E+00

(5.3±0.76)E-02

2011/05/02

@

日本分析センター

N.D.

(6.4±0.42)E-01

N.D.

2011/05/09

@

日本分析センター

(1.5±0.39)E-02

(1.3±0.05)E+00

(8.0±0.89)E-02

 

A

 

N.D.

(1.7±0.49)E-02

N.D.

 

B

 

(2.4±0.66)E-02

(9.9±0.52)E-01

(4.5±0.88)E-02

2011/05/16

@

日本分析センター

N.D.

(1.5±0.08)E+00

(9.0±1.3)E-02

 

B

 

N.D.

(7.2±0.38)E-01

(2.2±0.51)E-02

2011/05/23

@

日本分析センター

(1.6±0.47)E-02

(1.7±0.07)E+00

(1.0±0.12)E-01

 

B

 

(2.1±0.49)E-02

(1.3±0.06)E+00

(9.3±1.1)E-02

2011/05/30

@

日本分析センター

(3.5±0.71)E-02

(2.7±0.10)E+00

(1.0±0.12)E-01

 

A

 

N.D.

(6.9±0.45)E-01

(3.2±0.79)E-02

2011/06/06

@

日本分析センター

(3.4±0.74)E-02

(1.7±0.083)E+00

(1.1±0.14)E-01

 

A

 

(2.2±0.55)E-02

(1.1±0.052)E+00

(4.1±0.75)E-02

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの分析は、今回検出されたPuやUの、少なくとも一部は

今回の事故・原子炉由来であることを示すためのものです。

 

Cm-242 Cm-243 Cm-244は自然界には存在しない。

特にCm-242(半減期約160日)が観測されている。

それぞれの存在比が1-3号機の燃料内にある平均組成比とほぼ同じ。

 

 

 

 

 

(余談)

α,β核種の分析は、試料の下処理(準備)も含め、ある程度の日数がかかります。

2011/04/04に発生し04/20までかかった、核種分析にかかわるトラブルの再発防止と確認が、発表を遅らせています。

モニタリングと核種分析(mo) を参考にしてください。

 

さらに一言付け加えると、これらの核種は外部被曝の放射線源としては極めて弱いと言っていいでしょう。

現場での作業等に関する判断での重要度は、低いといえます。

 

タイムラグ:採集日から発表日まで

Pu 土壌

発表日

採取日

検査日

機関

タイムラグ

2011/03/28 3/21 JAEA 7
3/22 JAEA 6

2011/04/06

3/25

3/28

JAEA

12

3/28

3/30

日本分析センター

9

2011/04/14

3/31

4/1

JAEA

14

4/4

4/6

日本分析センター

10

2011/04/22

4/7

4/11

JAEA

15

4/11

4/13

日本分析センター

11

2011/04/27

4/14

4/15

JAEA

13

2011/05/03

4/21

4/22

JAEA

12

2011/05/12 4/25 日本分析センター 17
2011/05/17 4/28 JAEA 19

Pu 空気中

2011/04/14 3/28 日本分析センター 17
3/29 日本分析センター 16

2011/04/18

4/4

日本分析センター

14

2011/04/22

4/11

日本分析センター

11

2011/05/20

4/25

日本分析センター

25

5/2

日本分析センター

18

Pu海水

2011/04/18 4/5 日本分析センター 13

4/6

日本分析センター

12

U土壌

2011/04/14

3/28

日本分析センター

17

2011/04/22

4/4

日本分析センター

18

4/11

11

2011/05/21

4/25

日本分析センター

26

Sr土壌

2011/05/08

4/18

日本分析センター

20

Sr空気中

2011/05/08

4/18

日本分析センター

20

Am,Cm土壌分析

2011/04/27

3/28

日本分析センター

30

2011/05/03

4/4

日本分析センター

29