(注記)

このページに掲載される各情報は、各ページ作成時に公表されている資料をもとにしています。

資料に関しては、すべての情報が利用可能な状況ではありません。

たとえば、東京電力並びに政府は、事故発生時から2011/03/12午前3時ごろまでのプラントに関するパラメーターをほとんど公開していません。　（2011/05/11現在）

もちろんこれには、技術的な理由もあるのですが、その他にも、誰にもわかっていない、見えていないこと等もまだまだたくさんあります。

2011/05/16 東京電力は訂正版のパラメーターを公開、さらに膨大なプラントデーターを公開しました。

また、作成者の知識並びに調査能力、理解力の限界があります。(この底は相当浅いものです。)

したがって、事故の要因、程度等については、未確定です。

正確な事故の要因、事故の拡大進行の過程、程度や影響等の確定には、法的な権限を持った正式な組織（事故調査員会等）の調査や捜査を待たなければなりませんし、相当の時間がかかるものと思います。

事故調査委員会には、事故の技術的な側面だけでなく、事故対応における、総理および政府並びに関与した政治家、専門家、各関連機関の果たした役割(プラス、マイナス両面）についても調査検証をしていただきたいと思います。

Personal Interests Research and Data Storage

2011/06/06

使用済み燃料の基礎

福島第一原子力発電所では、

約年間700体の使用済み燃料集合体が発生します。

同発電所内の収納能力

1F 乾式キャスク

東京電力の資料では、

福島第一原子力発電所では、1995年8月から使用済み燃料の一部の保管を乾式キャスクにより行っています。

乾式キャスク建屋の中に、使用済み燃料を入れた乾式貯蔵キャスクを横向きに並べて保管。

既に20台のキャスクを使用する許可をうけていて、

9台の乾式キャスクが稼働中、１１台が今後インストールされる予定です。　

（画像をクリックすると大きくなります。）　

タイムライン

2011/03/17

乾式キャスク建屋のパトロール　目視により異常が無いことを確認。

IAEAの調査団が訪問にした時の映像では、床は水浸しのようでした。

（津波により浸水があることは報告書上でも開示されいます。）

1F　共用プール

東京電力の資料では、

福島第一原子力発電所では、1997年から使用済み燃料共用プールを使っています。

もちろんプールは付帯設備とともに、建屋の中にあります。

（画像をクリックすると大きくなります。）

共用プール核種分析

タイムライン

2011/03/18

水位が保持されていることを確認

2011/03/21　10：37頃

注水開始

2011/03/21　15：30頃

注水終了

2011/03/24　18：05

燃料プール冷却ポンプ起動　（既設の冷却装置が稼働）　

2011/04/17　14：34

電源工事のミスにより、電源の供給が停止

2011/04/17　17：30

電源が復旧

1F　使用済み燃料プール　基本情報

使用済み燃料プールに関するパラメター

自衛隊ヘリによる温度観測

使用ヘリ：CH-47　使用機材：NEC/Avio 　赤外線サーモグラフィ装置他

高度：約3,000ｆｔ　（約900m) から測定

（画像をクリックすると大きくなります。）

５,６号機プール温度

2011/05/16 東京電力は訂正版のパラメーターを公開しました。

2011/06/02作成

（画像をクリックすると大きくなります。）

備考

訂正と確認のために公開を停止していたデータを基に作成(2011/05/14作成)した資料

（画像をクリックすると大きくなります。）

5,6号機　温度　1/2 3/14-4/22 （ご注意ください） ＊グラフの横軸は観測数により歪んでいます。	パラメータの種類と最大・最小値 3/14-4/22

使用済み燃料プールの核種分析

2号機使用済み燃料プール

スキマーサージタンクへの流入水をサンプリング

スキマーサージタンク：　燃料プールの満水を確認するため、プールから溢れた水を受ける施設

詳しくは、こちらの東電発表資料をご覧ください。（準備中）

3号機使用済み燃料プール

4号機使用済み燃料プール

使用済み燃料プールの動画

東京電力が公開したものです

自衛隊の測定の様子